じゃ、はじめまーす。

髪を塗ります。まず髪レイヤーを作ります。
そしてパスを使って髪を塗ります。

で、細かく部品を作っていって、最終的にはこんな具合に(汗)

尚、これは基本的な色です。影も光もないスッピン。

しまったー、うっかり肌レイヤーと目のヤツ消しちまったぃ。
データが見当たらないんで、髪で説明していこうと思います。

では、髪の影を塗っていこうと思います。

全ての部分にあてはまる事ですが、まずは、塗りたいレイヤーの上に新規レイヤーを作ります。
そして、新規レイヤーを、塗りたいレイヤーにグループ化します。(ctrl+G)

僕の場合は、影、影その2、全体的な影、光、の順で塗っていきます。

その方が効率的にも良いですし、それ以外の手順で塗る術がわかりません(汗)。

塗り方は、ブラシでやります。不透明度は下の通り18%。大体20ぐらいでやります。

レイヤーは乗算にしてますが、これは、元の色を殺さずに塗れるからです。
乗算と通常の違いは、同じ色で塗ったとき、乗算だと同じ色でも、濃くなります。

簡潔に言うと、色を重ねた感じです。乗算って名前のまんまっすね。

多少色が違っても誤魔化しがききますが、別に乗算にしなくても良いと思います。

通常だと、イメージ通り塗れるしw

で、下のような感じに。

赤丸の部分に注目。上の部分の赤丸の影とか、そのままだとセル画みたいになってしまいます。
…いや、個人的にアニメ塗りってのが嫌いですからこういった場所を微調整するんですが。

この絵は右から左に光が当たっている事になってます。ですから、左側の光が強めに当たっている
部分は余程近くにそれなりに高さが有る凹凸がないと、ここまではっきりしないので、

すーっとした感じにします。なんか髪っぽいしねw

消しゴムの不透明度を10%で徐々に重ねて消していくと綺麗っす。
消しゴムの大きさは、大体この影を覆う位の大きさで、何かアンチエイリアスがきいてて
ぼけぼけした感じのヤツを使ってます。

あー、ほら、あれ!ハッキリしてない方。

又、はみ出した色とかは、普通に消しゴムで消していきますよ。
不透明度はやはり20未満ですが。

で、大体こんな感じになりました。

で、影レイヤーの上にも同じようにレイヤーを作りました。

これは、影の影レイヤーです(解りにくっ!!!)

つまり、影にもたらされる影を塗ります。
光は←に当たってますから、必然的に光に遠い場所は影が多くなりますよ。

………今見ると、物凄く物足りない。

で、こんども又同じようにレイヤーを作りましたー。これは乗算の方が良いです。

ブラシのボケボケした方の大きいサイズで、影を大まかにつけていきます。
上と下を比較してもらった方が早いっす。

後、光レイヤーを作るのですが、同じ用にレイヤーを作り、そのレイヤーの効果をスクリーンか通常にして
その時の色を白にしてください。

後は不透明度を下げたブラシで光をボケボケしたブラシで塗っていきます。

そうやって塗っていった結果レイヤーはこんなことに。

僕的に、色が一定してない方が好みなので…。

やたらにレイヤーのコピーがありますが、これは最初に色分けしたレイヤーを複製してます。
そのコピーの上に影レイヤー等を作って塗っていきます。そうすれば、コピーに影を結合して、
コピーで消しゴムを使っても、下に元の色がありますから、透明部分が見えない、まぁ、若干修正が楽になります。

出来たら、レイヤーを結合します。

ちなみに、結合しないまま画像を小さくすると、所々色がはみ出ます。

質感によって塗り方も変わってきますが、おおよそコレの繰り返しで俺は塗ってます。

後、わざわざレイヤーをグループ化しなくても、透明部分にロックをかければ、その部分だけ塗れます。

レイヤーにあるロック部分の一番左です。

おおよそ終了です。言葉足らずで講座にもなってませんが、終了です(汗)。

修正点や、他にもやる機会が有れば、そのときは身の入った講座を開こうと思います。では失敬。

完成絵は、TOP参考ー。(ダメじゃん(汗))